兵庫県芦屋市I様邸　破風塗装

2022 11/14

2022年11月14日

本日、１０月３１日は、ハロウィンです。ハロウィンの起源とされるアイルランドの古代ケルト暦では、1年の最後の日は１０月３１日とされていたそうです。古代ケルト族の大晦日となる１０月３１日には収穫感謝祭が執り行われており、後にこの古代ケルト暦がキリスト教に取り入れられたことから、今日行われるハロウィンに変わっていったとされています。またケルト族には、死者の霊が家に戻ってくる？ほうきに乗った魔女が黒猫を連れて悪さをしにやってくる？等の伝承があったそうです。これが発展して、子どもたちがいろいろな扮装をして戸口で「Trick・or・Treat」（お菓子をくれなきゃ悪戯するよ）と言うようになったんだとか・・・ちなみにハロウィンと言う言葉の語源は、キリスト教圏で１１月１日に行われる万聖節の前晩を表す「AII・HaIIows・eve」が訛った言葉とされています。皆さんはどんなハロウィンを過ごすのでしょうか？昭和人間の私にはどうもハロウィンと聞いてもピンときません（笑）

兵庫県芦屋市I様邸の軒天井の塗装をご紹介します。

今回、軒天井に使用の塗料は、日本ペイントの水性ケンエースを使用です。色は外壁と同じカラーボンド・ソルトブッシュ色になります。水性ケンエースの特徴は大きく分けて４つあります。

１.環境配慮形

水性塗料なので主な成分は水です。臭いが少ないという事と引火する恐れも無いという事で非危険物扱いとなりますので安全な塗料になります。又、一液型なので硬化剤と混ぜる必要が無く作業者の技術に左右される事がありませんので安定した塗料の性能をご提供する事が出来ます。低VOC塗料（TVOC１％未満）ですので室内にも安心して使用する事ができる塗料になります。

２.優れた仕上がり

水性ケンエースは艶消し塗料になります。落ち着いたシックなイメージや趣のある家づくりに最適な質感・仕上がりになります。

３.ヤニ止め性／付着性／耐水性

木材から樹液（ヤニ）が出るのを防ぐ事ができるのが水性ケンエースです。ヤニが出るとその部分だけ白っぽく変色してしまったりと悪目立ちしてしまう事がありますので、ヤニ止め性がある水性ケンエースを塗装をしておくと安心感がありますね。ただし、温度や湿度など施工条件によってはヤニが止まらない場合があります。著しくヤニが付着している場合は、下塗りにシミ止めシーラーを塗布したり、しっかり洗浄してから塗装するなどの対応をします。

４.防藻・防カビ性

藻やカビなどの微生物の汚れを防ぐ事が出来ます。美観維持に貢献してくれる塗料になります。

それでは実際の塗装工程をご紹介します。

軒天井現況

軒天井の現況ですが、黒く汚れているのが分かると思います。軒天井は基本、雨に濡れにくい場所になります。何故外壁と同じ塗料を使用しないのか？施主様に聞かれる事がありますが、軒天井はケイカル板という防火製の強い素材でできており、外壁のサイディングやモルタルとは違った素材になります。通常、お家を塗り替えの場合、屋根・外壁・付帯物・軒天井・擁壁など塗装する箇所によってすべて塗料が違いますので、塗料の種類だけでも３～４種類使用します。外壁一式などの見積り書の場合はどこにどの塗料を使用するのかあらかじめ確認している方がいいかもしれませんね。