神戸市垂水区F様邸　軒天井塗装

2023 3/09

2023年03月09日

本日、３月９日は記念切手記念日です。1894（明治27）年3月9日に、日本初の記念切手が発行されたことにちなんで記念日が設けられています。日本初のなる記念切手は、明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念にしたもので、デザインは菊の紋章・雄雌の鶴2羽を併用したものが採用されました。また内地用・紅色：2銭、外地用・青色：5銭の2種類が発行されました。現在ではプレミア切手となっているそうです。私も小学生の頃は切手の収集をしており、現在でも実家には当時集めていたコレクションが今ではお宝になっている可能性も！？

また、３月９日と言えばレミオロメンの歌が有名ですね！当初は友人の結婚を祝うために作られたそうですが、今では卒業ソングとしてよく聞くようになりましたね！皆さんの卒業の思い出は？３月９日が「ありがとう」の日でもあります。皆さんが、ありがとうと伝えたい人は誰ですが？？

神戸市垂水区F様邸の軒天井の塗装をご紹介します。

戸建ての塗装を行う場合、大きく分けて、外壁・屋根・付帯物の塗装になります。当然、外壁の塗装には外壁専用の塗料を使用し、屋根には屋根専用の塗料を使用し塗装を塗装を行います。チラシなどには、付帯物の塗装は含みませんなど記載があるように、付帯物の塗装はお家によって違います。一般的な付帯物としては、軒天・樋・庇・雨戸・シャッターBOX・水切りなどが一般的な付帯物になりますが、この中でもさらに、軒天井の塗装には、他の付帯物の塗装とは違う塗料を使用します。このようにお家の塗り替えには各塗装箇所によって使用する塗料が違いますので、お見積りの段階で一式などで記載してある場合は担当の方にどのような塗料を使用し塗装するのか？予め聞いておく方がいいと思います。

今回、軒天井に使用の塗料は、アステックペイントの「マルチエースⅡ」になります。付着性・美観性・安全性などの機能がある塗料になります。

付着性

「マルチエースⅡ」は微粒子のアクリル樹脂を採用しており、下地の深部まで浸透しアンカー効果※を発揮します。その結果、下地との付着性が高くなるため、シーラーレスでの施工が可能になります。

※アンカー効果…材料表面の細かな凹凸に塗料が入り込み、硬化することで接着力が高まる効果のことです。

また、軒天は雨漏りや湿気がたまりやすい箇所のため、裏側からの水分がある場合でも、付着性を保つ必要があります。「マルチエースⅡ」は、塗装後に湿潤状態になっても良好な付着性を保ちます。

以下の試験を行い「マルチエースⅡ」と「一般水性塗料A」で下地別に湿潤状態での付着力を確認します。

【試験方法】
①モルタル（リシン吹き）とケイカル板それぞれの下地へ、マルチエースⅡ・他社水性塗料Aを塗装する
②規定量塗布後、50℃で1日強制乾燥する
③乾燥後、塗装した下地を水に1日浸す
④水から取り出し、碁盤目試験(3箇所)を行い評価する

	モルタル（リシン吹付）	ケイカル板
マルチエースⅡ	良好	良好
他社水性塗料A	一部剥離	良好

このように、「マルチエースⅡ」はモルタル（リシン吹付）やケイカル板など、軒天や天井、上裏でよくみられる下地に対して、湿潤状態でも良好な付着力を持つことが確認できました。

美観性

防カビ性・防藻性
マルチエースⅡには、塗膜表面でのカビ・藻の発育を抑制する防カビ性・防藻性があるため、美観を維持できます。

ヤニ※止め効果
軽微なヤニであれば、塗膜表面への染み出しを防ぐことができます。
※ヤニ：木製下地に含まれる樹液の油成分のこと

安全性

ホルムアルデヒド放散等級に応じた等級の区分表示の1つで、内装での使用面積に制限を受けない区分の認定である「F☆☆☆☆」取得塗料であるため、高い安全性があります。

軒天井・現況

軒天井の現況です。ご覧のように経年により黒く汚れています。

軒天井・下地処理

軒天井ですが、よく見るとビス穴が多くありましたので、このまま塗装すると塗装後にビス穴が目立ってしまいますので、WDのパテライトを使用し、下地処理を行いました。

軒天井・中塗り塗装

今回使用します、アステックペイントのマルチエースⅡですが、シーラーレスの塗料になります。色はバーチグレーになります。グレーと聞くと暗い印象を持たれる方も多いかと思いますが、グレーの中でも淡い色になります。
単純に白をベースに黒を足したグレーでなく、黄や赤を足すことで柔らかい印象を与えるグレー色になります。