現在施工中の現場ですが、付帯物の雨戸の塗装を施工しましたのでご紹介します。

雨戸の現況

雨戸の現況になります。既存の雨戸ですが、塗膜の剥がれや捲れている箇所はありませんでしたが、日が当たる場所はやはり直射日光や紫外線の影響を受けて退色している箇所がありました。

雨戸のケレン作業

まずはほこりや汚れをラスター刷毛で取り除き、続きまして塗膜が密着しやすくなるように目荒しのケレン作業をおこないました。どのような場所の塗装も下地処理が上手く出来ていないと仕上がりに影響しますので重要な工程となります。

雨戸の中塗りの塗装

中塗りの塗装になります。今回、雨戸の塗装には日本ペイントの防錆形シリコン塗料のファインSiを使用です。塗料液はそのままに、防錆硬化剤を使用することで、優れた防錆性が付与される塗料となります。ファインSiの特長は、隠ぺい性がよく、塗装時の発泡もなく抜群の塗りやすさに加え素早く乾燥するので、冬場の施工にも安心して使用出来る塗料となります。低汚染性・防藻・防カビ効果にも優れているので付帯物の美観を損なう雨だれ汚染や藻類・菌類による汚染からも付帯物を保護することが可能で、しかも耐候形１種の耐候性を持っているので、色褪せや艶引けなどに対しても優れた抵抗力がある塗料になります。またファインSiはターペン可溶なので環境にも優しく透湿性もある塗料なので膨れや剥がれに強い塗料となります。

隠ぺい性とは・・・

塗料が素地の色または色差を覆い隠す能力のこと。黒のような濃色は隠ぺい力に優れる一方、特に　　　　　　　赤・オレンジ・黄色等の鮮やかな濃色は隠ぺい力に劣るため、その塗装には注意や工夫が求められます。

ターペン可溶とは・・・

ターペンとは、灯油に近い成分である石油炭化水素により組成されたシンナーのことです。 ターペン可溶塗料は、弱溶剤塗料と表現されることが一般的ですが、ほかにもNAD形塗料、非水エマルション塗料とも呼ばれています。

雨戸の上塗り塗装

雨戸の上塗りの塗装になります。中塗りに使用しました日本ペイントのファインSiを重ね塗りすることで肉厚な塗膜になり長期間雨戸を紫外線や直射日光や雨・風から守ります。今回、色は人気色の２５５（チョコレート色）で仕上げました。

雨戸塗装完了

雨戸の塗装完了です。施工前の白く退色した雨戸でしたが、塗装後はご覧の通り綺麗になりました。雨戸の塗装は吹付塗装で仕上げる場合とローラー塗装で仕上げる場合がありますが、丸太工房では肉厚な塗膜が形成できるローラー塗装で多く施工しております。

今日は何の日？今日の1枚！

本日７月３日はソフトクリームの日です。1951年のこの日、米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルが明治神宮外苑で行われました。その中で販売されたソフトクリームが、日本の一般人が初めて食べたソフトクリームとされていることにちなんで記念日に制定されています。当時、持ち手のコーンの部分まで全部食べることが画期的で大きな話題となったそうです。今日の１枚です。先日、床の洗浄作業をおこないました。洗浄後はご覧の通り綺麗になりました(^^♪

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