神戸市西区にて軒天井の補修塗装を施工しましたのでご紹介します。
現況
マンション1階部分の軒天井の補修塗装になります。ご覧の通り塗膜が捲れてしまって、下地の素地が見えている状態です。今回はこの部分の補修をおこなってからの塗装となります。
下地処理
まずはケレン作業で塗膜が捲れている箇所・浮いている箇所を取り除いてから下地処理をおこないました。下地処理にはカチオン樹脂モルタルを使用です。カチオン樹脂モルタルのカチオンとはプラスの電気を帯びた陽イオンのことを表しています。カチオン樹脂モルタルが使用される場面が多いのは、やはり下地処理のケースになり、既存のコンクリートやモルタルにはマイナスの電気を帯びた陰イオンが発生しており、陰イオンが帯びている物に陽イオンのカチオン樹脂モルタルを塗布することで、電子的に磁石のように強力に引きつけあう力が発生し特有の接着性を発揮することで、今までのモルタル材とは違い強固な下地を作ることができます。
補修吹付
下地処理のカチオン樹脂モルタルのまま塗装することは可能ですが、そのまま塗装してしまうと補修した箇所が目立ってしまいますので、補修の吹付作業をおこいました。既存の軒天井はリシンの吹付仕様になっておりましたので、SK化研の骨材入りのアクリルリシン外装材のシポカケンDOを使用し軒天井の吹付作業をおこないました。
中塗り塗装
中塗りの塗装になります。今回部分的な塗装になりますので、日塗工で現場調色をおこない、塗料をつくりました。
中塗りの塗装には、日本ペイントのシーラーレス塗料の水性ケンエースを使用です。丸太工房では軒天井の塗装の際によく使用している塗料になります。こちらは艶消しの塗料になります。
上塗り塗装
上塗りの塗装です。日本ペイントの水性ケンエースはヤニ・シミ止め効果のある艶消し塗料になり塗装素地への付着性がよく、水性の塗料になりますので溶剤特有の嫌な臭いなどがないのも特徴の一つになります。中塗り塗装・上塗り塗装の2回塗装で仕上げます。
塗装完了
塗装完了です。ご覧のように塗膜が捲れて、素地が見えていた部分も綺麗になりましたね!丸太工房ではこのような部分的な塗装も多く施工しておりますので、まずはご相談ください。
今日は何の日?今日の1枚!
本日2月6日は海苔の日です。大宝元年に制定された日本最初の法律とされる「大宝律令」において海苔は年貢として納める海産物のひとつに指定されていたことにちなんで本日が記念日となったそうです。今日の1枚です。現場現調時の屋根の上から・・・雲がすごく近くに感じました!
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