兵庫県芦屋市Y様邸　外壁塗装

2024 1/22

2024年01月22日

兵庫県芦屋市Y様邸の外壁の塗装が無事に完了しましたのでご紹介します。

外壁塗装（現況～完了まで）

モルタルの外壁の塗装になります。足場組立後に高圧洗浄で外壁の汚れを洗浄し、続きまして、外壁の下地処理をおこないました。外壁の状態ですが、チョーキングはしておりませんでしたが、ヘアクラックが多くありましたので、カチオン樹脂モルタルを使用し、外壁のすり込み作業を行いました。よく現場現調時に見かけるのがクラック（外壁のひび割れ）をコーキングで埋めているのをよく見かけますが、コーキングを使用し外壁のクラックを埋めてしまうとその後の塗装の際、コーキングした場所が目立ってしまったり・・・陽が当たるとその場所が光ってしまったり・・・コーキングの材料の種類によっては塗装の際に塗料をはじいてしまう可能性もあります。ご自身でお家の外壁補修をおこなう際は十分にその点を注意してくださいね。外壁のクラックなどコーキングを使用し外壁の下地処理をおこなう場合は、シリコンではなくウレタンコーキングで下地処理をおこない、コーキングした箇所にカチオン樹脂モルタルをコーキングした箇所に重ねて塗りこむことで外壁が綺麗に仕上がります。下塗りの塗装にはアステックペイントのホワイトフィラーを使用しマスチックローラーで凹凸模様になるようにパターン出しの作業を行います。窯業サイディングの場合は下塗り材はシーラーを使用しますが、モルタルの外壁の場合は、シーラーかフィラーを使用します。外壁の下塗り材のシーラーとフィラーの違いですが、シーラーはモルタルやコンクリートの外壁で使用されることが多く、吸い込みの多い素地に対して使用されます。吸い込みがあると上塗り塗料の塗膜が接着しにくくなります。上塗り塗料には密着性がなく、そのため間に入るシーラーは下地との密着性を高める接着剤のような役割があります。フィラーはモルタルの外壁のひび割れや凹凸を埋めて下地をなめらかにするための補修用の下塗り材になります。今回の下塗りの塗装のマスチックローラーを使ってのパターン出しは塗布量を多くし厚塗りにすることで外壁を守る役割があります。

今回、外壁に使用の塗料はアステックペイントのシリコンREVO1000IR（遮熱）になります。色はライトクリームになり、瓦屋根のお家など和風のお家の塗り替えなどで外壁の色に迷われた施主様にオススメしている塗料になります。アステックペイントのシリコンREVO1000IR（遮熱）の特長は一般的なアクリルシリコン塗料に比べて、シリコン成分が約３倍含まれています。シリコン成分の量が多いほど、外壁が紫外線等により破壊されにくくなり高い耐候性を発揮します。一般的に塗料で使用される白色顔料の主成分「酸化チタン」は紫外線の影響を受けると劣化因子の「ラジカル」を発生させ塗膜が劣化します。シリコンＲＥＶＯ１０００ＩＲ（遮熱）はラジカルの発生を抑制する「ラジカル制御型白色顔料」を採用しており、ラジカルが発生しにくく塗膜の劣化を抑制します。期待耐用年数は１３～１６年となっておりますのでオススメの塗料となっております。