昨年末に施工しました神戸市北区I様邸の擁壁の塗装をご紹介します。擁壁は直射日光や紫外線の影響を受けて塗膜が劣化している場合が多くあり、また擁壁は土の側にある場合が多く、湿気の影響を受けやすく通常の外壁よりも劣化している場合が多くあります。今回施工しました擁壁は湿気の影響で汚れの付着はありましたが、塗膜はしっかりとしておりましたので下地処理の必要もなくそのまま塗装可能でした。

現況

既存の擁壁ですがご覧のように黒く汚れていました。雨だれが原因ではないかと考えられます。クラックや欠損している箇所はありませんでした。

高圧洗浄

まずは高圧洗浄で経年劣化の汚れを洗浄します。奥に比べると手前の黒づみが薄くなっているのがお分かり頂けると思います。繰り返し洗浄することで少しづつ擁壁が綺麗になります。

下塗り塗装

下塗りのシーラーの塗装になります。今回下塗りの塗装に使用の塗料はSK化研の水性ミラクシーラーエコになります。色がホワイトになりますので塗り残しがなく塗装可能です。詳しい塗料の説明は下記をご覧ください。下塗りのシーラーは使用する上塗り材に合わせて塗装します。

水性ミラクシーラーエコは、エスケー化研株式会社が製造する、建築用塗料の一種です。水性ミラクシーラーエコは、各種水性仕上塗材の新築、改装用下塗材として使用されます。水性ミラクシーラーエコは、一液水性多機能型カチオンシーラーで、特殊変性カチオン樹脂を主要構成成分としています。水性ミラクシーラーエコは、各種旧塗膜や、各種水性仕上塗材（硬質、弾性）と強固に付着するため、新築、改装を問わず幅広く適応できます。水性ミラクシーラーエコは、TVOC（総揮発性有機化合物）を1％未満に抑え、かつホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆と環境汚染物質をほとんど含まない安全配慮設計です。

中塗り塗装

中塗りの塗装です。SK化研のアートフレッシュを使用です。アートフレッシュはジョリパット・ベルアート等、既存の個性的な風合いを持つ土壁調仕上材の素材感を活かして、美しく見せる事ができる艶消しの意匠性改修塗材です。
高耐候性を持つセラミックシリコン樹脂と光安定剤ハルス（ＨＡＬＳ）の相乗効果によって、長期に亘り、超耐久性と超耐候性を発揮します。また、アートフレッシュに含まれるセラミックシリコンによる優れた親水性によって、乾燥後の塗膜は、超低汚染性が発揮され、壁面に水垢が付きづらくなります。

上塗り塗装

上塗りの塗装です。上塗り塗装も中塗り塗装と同じSK化研のアートフレッシュを使用です。アートフレッシュが持つその他の機能としては、微弾性によるクラック追従性、塗膜の膨れや結露を抑制する優れた透湿性、カビや藻類等の微生物に対して強い抵抗力を持つ薬効成分を持っていますので擁壁の塗り替えに適した塗料となっております。

完了

擁壁の塗装完了です。施工前の黒く汚れた擁壁が塗装後はご覧の通り綺麗になりましたよ！

丸太工房では擁壁の塗装のみも多く施工しておりますので、気になる方はお気軽にお問合せください！

今日は何の日？今日の１枚

１月１５日は小正月です。ちなみに１月１日が大正月です。小正月の伝統行事としては、秋田県の「なまはげ」などが有名です。今日の１枚は富士山と浜松城です。先週末に静岡まで観光と息子のサッカーの応援に！

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