ジョリパット外壁塗装(西宮市)

西宮市にて施工中の現場ですが、ジョリパットの外壁塗装を施工しましたので、ご紹介します。

ジョリパットの外壁塗装

ジョリパットの外壁の塗装になります。ジョリパット壁の塗り替え目安は13年~15年と言われております。他の外壁塗料同様に新築から7~8年を過ぎてくると、カビや藻の繁殖や汚れの付着、細いクラック(ひび割れ)など劣化の初期状況が始まると言われております。ジョリパットは自然な風合いを生かしたオシャレなデザイン性で人気ですが、細かいザラつきがあるので、外壁に汚れが付きやすいのがデメリットと言えます。ジョリパット壁の塗り替えの目安は、①カビや藻・苔の発生や②ひび割れが発生している状態・③ジョリパット面に水が吸い込む状態などが、外壁の塗り替えを検討する時期だと考えます。

①カビや藻・苔の発生している状態 外壁のジョリパット部分に水を含み続けていると、カビ・コケの胞子が付着して根を張ってしまいます。カビやコケの根は、だんだんジョリパットの中に伸びていき、ジョリパットの架橋を低下させます。さらに根が成長してしまうと、高圧洗浄をしても取りきれなくなる場合もあります。ですから、壁面にカビや藻の繁殖が広がってしまう前に、外壁塗装の検討をしましょう。カビ・コケ・藻が発生しやすい場所は、北面、日陰になる場所‥があります。

②ひび割れが発生している状態 外壁に生じたひび割れも、ジョリパットの防水効果が無くなっているサインと言えます。水を吸い込んだ外壁のジョリパットは僅かに膨らみ、晴れた日、気温が上がって乾くと縮む…と具合に微妙な伸び縮みを繰り返しています。この伸縮作用によってジョリパットに負荷が掛かり、やがてクラックが入ってしまいます。ですから、ジョリパットの壁面にクラックを見つけた場合は、必ず塗装業者に相談して塗装の検討をしましょう。
外壁ジョリパットのひび割れが発生しやすい部分は、外壁の角部分、サイディングのジョイント部分、サッシやドアの周り、極端に厚塗りされた部分‥があります。

③ジョリパット面に水が吸い込む状態  外壁のジョリパット面に水を散水してみて、散水した部分がじんわりと色が濃くなって染み込んでいる状態の事を「吸水した状態」と言います。これは、本来であれば外壁の防水効果を果たしていたジョリパット表層部分が紫外線でジョリパットの結合剤であるエマルションが紫外線劣化して、給水しやすい状態になっていると言えます。ジョリパットは、水を含み続けるとジョリパット自体が非常に脆くなってしまいますので、そうした状態が見られる場合は、豊富な専門知識がある業者に調査してもらいましょう。なお、吸水しやすい部分は、南面の外壁、日当たりの良い場所‥が挙げられます。

今回、外壁塗装に使用の塗料はアステックペイントの超低汚染リファイン艶消1000MS-IRになります。一般的な艶消塗料は、艶消剤の粒子の大きさや形が不揃いであるために、表面の凹凸の隙間にホコリや排気ガスなどが入り込み、汚れやすいという課題がありました。このため超低汚染リファイン艶消1000MS-IRは、艶消剤に「中空ガラスビーズ」を使用。中空ガラスビーズは、粒子が真球状であるために滑らかな凹凸の塗面を形成し、汚れが入り込みにくいのが特長です。さらに塗面は親水性(水となじみやすい性質)が高くなり、汚れが付着しても隙間に雨水が入り、汚れを洗い流してくれます。超低汚染性と高耐候性があり、期待耐用年数は17年~20年となっておりますので、ジョリパットの外壁の塗り替え塗装にはオススメの塗料となります。

外壁現況(経年劣化により外壁全体が黒く汚れておりました)
外壁高圧洗浄
外壁下地処理現況(部分的に欠損しておりました)
外壁下地処理完了(モルタル処理)
外壁下塗り(今回はフィラーを使用)
外壁中塗り(超低汚染リファイン艶消1000MS-IR)
外壁上塗り(超低汚染リファイン艶消1000MS-IR)
外壁塗装完了

今日は何の日?今日の1枚!

本日11月18日はカスピ海ヨーグルトの日です。日本にカスピ海ヨーグルトをもたらしたといわれる家森幸男京都大学名誉教授とカスピ海ヨーグルトを扱うフジッコ株式会社が制定。カスピ海ヨーグルトとは、ヨーロッパ東部のコーカサス地方から日本に持ち帰ったことから広まり、独特のねばりとまろやかさが特徴です。本日の1枚。実習生も1年が過ぎ、本当に毎日頑張ってくれています。一緒に後2年頑張ろう!

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